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2014 南風原町綱曳きツアーに行ってきました!

2014/07/28更新

南風原町 南風原綱曳きツアーに行ってきました!

南風原町の綱曳きは毎年、熱く激しい戦いを繰り広げます。Okinavitaは、そんな熱い綱曳きを見学&体験するイベント、南風原町綱曳きツアーに今年も行ってきました!
南風原綱曳きについての詳しい解説などは前回の記事をご覧ください

ツアーについて

バス

毎年、地域ごと盛んに行われている南風原の綱曳きを見学するツアーです。
南風原町の綱曳きは各字によって開催時間が異なりますので、ツアーバスでいくつかの字を回ります。ほぼ同時刻に行われる照屋と兼城は、二手に分かれて見学します。

日程表
ガイドさんによる解説

ガイドさんによる南風原の綱曳きに関する歴史解説や綱曳きの合間には特産品のかぼちゃを使った食事をいただき、南風原綱曳きの魅力を存分に味わうことができます。

津嘉山の綱曳き

津嘉山の綱曳き

最初に見に来たのは沖縄最古の伝統をもつと言われる津嘉山の綱曳き。若衆があげている旗頭も迫力があります。

津嘉山フォトギャラリー

津嘉山(フォトギャラリー)01

雄綱と雌綱が重なり、カヌチ棒を締めます。棒の大きさも圧巻です。

津嘉山(フォトギャラリー)02

掛け声と銅鑼の音が鳴り響き、綱曳きが始まりました。

津嘉山(フォトギャラリー)03

青年会では生まれ年ごとにユニフォームがあるそうです。今年は昭和46年生まれの青年会が中心になって綱曳きを盛り上げました。

津嘉山(フォトギャラリー)04

綱曳きが終わると旗頭が上げられます。旗頭はおよそ40kgほどの重量があり、グラつくシーンも見られました。

津嘉山(フォトギャラリー)05

1人で旗頭を上げている人をみんなで囲んでサポートします。

津嘉山(フォトギャラリー)06

子供たちもみんなで綱を持って大はしゃぎで踊っていました。
いずれはこの子たちも若衆のように大綱を曳くようになるのでしょうね。

レストランしぐれ

津嘉山の綱曳き

ツアーの合間にはお食事も用意されており、有名店『レストランしぐれ』のかぼちゃそばを頂けちゃいます。 グルメコンテストで1位に輝いたこともある"かぼちゃそば"は沖縄そばの麺にかぼちゃが練りこまれ、かぼちゃ名産の町、南風原ならではの味になっています。 他では食べることができないレストランしぐれオリジナルメニューなので、綱曳きだけではなく、こちらにも注目ですね!

レストランしぐれ店内の様子
レストランしぐれのかぼちゃそば
かぼちゃそばを食べるツアー参加客

ツアーはここから照屋の綱曳きと兼城の綱曳きの二手に分かれて見学していきます。

兼城の綱曳き

龍蛇

兼城の綱曳きには龍と蛇の特徴を併せ持つ龍蛇(ジャー)という用具をつかう、他には見られないユニークな特徴があります。これは、兼城の女性神の姿が変じたものという伝説があるため、女性がさわってはならないきまりになっています。

火を噴く龍蛇

龍蛇の口からは花火を放てるようなつくりになっており、綱曳きを一層盛り上げます。
また、自然災害などで綱を曳けない時でも龍蛇の火吹きだけは必ず行うという決まりごとも。
そして龍蛇は綱曳きのあとで火をつけられ川に流します。
川に流すことによって龍蛇が天に昇っていくと考えられており、古くから雨乞いの儀式だったと考えられています。

ほら貝の体験

ツアーでは綱曳きの見学だけでなく、綱曳きで使う道具の体験もさせてもらえます。
綱曳き開始の合図を伝えるためのほら貝を吹かせてもらいました。

銅鑼の体験

そして銅鑼を鳴らす体験も。
銅鑼を鳴らす人は東と西の司令塔的役割を果たします。攻める時と耐える時の合図を銅鑼の音で仲間に知らせる、とても大事な役割です。

旗頭と花火

旗頭を上げる青年会の頭上を龍蛇の噴く花火が彩ります。
伝承によると龍蛇と兼城の石獅子は因縁のライバルにあり、対決の末に龍蛇が綱曳きの先導、獅子は集落を護る役目を担うことになりました。

兼城の綱曳き

綱曳きも大盛り上がりです。
兼城は南風原で唯一のグスクをもつ字なので、それが龍蛇の伝承などの部分に影響しているのかもしれません。

照屋の綱曳き

照屋の綱曳き

照屋の綱曳きも昔は荒々しい綱曳きでしたが、20年ほど前からはロープ綱を使うようになり、昔のような活気はなくなりました。
ですが青年会の若者たちの「子供の頃に見た綱曳きの夜の熱気を取り戻そう!」という情熱によって伝統の綱曳きが復活したのです。

綱曳き棒01

照屋の綱曳きの見所である綱曳き棒です。
綱引き棒とは、棒術のように棒と棒をぶつけ合う演武です。

綱曳き棒02

他の字では実際に棒同士はぶつけず寸止めをしています。 ですが照屋の綱引き棒は本気で棒をぶつけ合うのです。
青年会が綱曳きに先駆けて復活させたのがこの綱引き棒でした。
鬼気迫る表情と迫力ある演武でとても見ごたえのある演目になっています。

綱曳き棒03

綱曳き棒が復活した年は棒が何本も折れてしまったほどの勢いだったそうです。
今回は折れることはありませんでしたが、それでもすごい迫力でした。

駆け引き

綱曳き棒が終わると銅鑼の音とともに綱が入場してきます。
綱を繋ぐ前の駆け引きでは「ビビってんのかぁ!?」などの喧嘩言葉を方言で。迫力どころか少し恐かったです。

照屋の綱曳き2

両者とも力強く綱を曳きます。曳きあいがとても激しくなかなか勝負がきまりません。

照屋の綱曳き3

若者の情熱で復活した綱だけあってとても活気のある綱曳きです。
中央部分では取っ組み合いの喧嘩もおこり、地元のオバァが仲裁しているシーンも見られました。

喧嘩を止められた若者

オバァに喧嘩を止められる若者。それでもとても楽しそうな表情ですね。

綱曳き唄

綱曳きのあとはもちろん唄と踊りです。
綱曳きの夜を盛り上げるのは男だけではありません。地元の女性、小さな子供からお年寄りまでみんなで唄って踊って大盛り上がりです。
綱曳き唄では相手陣営を冷やかしたりするような歌詞のものもあり、こちらは女の戦いという感じですね。

喜屋武の綱曳き

ここで二手に分かれたツアーは合流し、喜屋武の綱曳きを見に行きます。

喜屋武の綱曳き

喜屋武の綱曳きは激しくぶつかり合うその荒々しさから俗に「喧嘩綱」と呼ばれています。 綱曳きの最中は乱闘になって服が破けたり怪我人がでるほど。まさに熱い男の戦い!

松明と綱

松明の炎と共に綱が入場します。もちろん本物の松明に本物の火を使っているので近づくととても熱いです。

綱曳き棒01
綱曳き棒02
綱曳き棒03

喜屋武の綱曳き棒も照屋の綱曳き棒に負けず劣らずすごい迫力です。 照屋と違うのは飛び回るようなダイナミックな演武の組が多かったことでした。

喜屋武の綱曳き01
喜屋武の綱曳き02
喜屋武の綱曳き03

綱曳きの中央部分は激戦区となっており、服がボロボロになっている人や怪我をする人も少なくありません。近づこうものならはじき出されてしまいます。 昔は「諦めて手を離した方が負け」というあいまいなルールだったため、お互い一歩も引かずに長期戦になることもしばしばだったらしく、現在では明確な勝敗のルールが制定されたそうです。

喜屋武の綱曳き04
喜屋武の綱曳き05
喜屋武の綱曳き06

綱曳きが終わるとみんなで輪になって踊ります。綱曳きの時に破けたのか服を着ていない人も見られます。

ツアーに参加してみて

お土産

以上でツアーは終了です。
とても楽しく綱曳きを見ることができました。どの字の綱曳きも盛り上がり賑わっていたので血沸き肉躍る感覚を味わえます。
ツアー終了後は南風原各字のパンフレットや南風原町のマスコットキャラクターはえるんのボールペン、缶バッジなどの南風原グッズがはえるんバッグに入ったお土産をいただきました。

南風原の綱曳きは熱くて魅力的ですが、自力で各字を回るとなるとなかなか難しいですよね。
ガイドさんに歴史を教わりながらバスでの快適なツアー、来年こそはあなたも参加してみてはいかがでしょうか。

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